タイトル(仮)

偏屈で素直でひねくれで正しくて。

スクールカースト下層部

つい先日、某大学の文化祭に行ってきた。
高校も含めて、他校の文化祭に行ったことがなかったので、前日からすごい楽しみにしていた。(自分の大学の文化祭はいまだ無参加)
補足なのだが、自分は高校、大学とスクールカースト下層部だ。
しかし、それが恥ずかしいと思った事はないしむしろ下層部でもそこそこ楽しく、思い出は沢山ある。
(ちなみに高校の時は、野球部だったが、当時は、サッカー部と陸上部がスクールカースト上層部だった)
そんなこんなで、文化祭に行ってきたのだが……学校祭特有である思う、明るい雰囲気についていけなかった。
そこは、自分のさじ加減だと思うが、なんとなく肩透かしな気持ちになった。
それと、同時に改めて自分はスクールカースト下層部の人間なんだと痛感した。
それで、いいと思っている天邪鬼な自分がいるのだから何も言えないが。
ふとあるアーティスト、ある曲を非常に聴きたくなった。
今日はそのアーティストの曲を紹介したい。
そのアーティストは、creepynutsだ。
そして、紹介したい曲は「トレンチコートマフィア」だ。 

まずcreepynutsとは、R-指定とDJ松永による1MC1DJからなる、hiphopユニットである。
巷で流行っているMCバトルの日本一を決めるUMBという大会で前人未到の3連覇を果たしたR-指定、そして、creepynutsのトラック作成も行いつつLiveでは半端ないDJスキルを発揮するDJ松永。経歴と実力を持ち合わせているhiphopユニット。
そんな二人の「トレンチコートマフィア」という曲なのだが、
下層に属していた、または、属している人ならすごく共感でき、感動を覚えると思う。(気になる人は是非曲を聴き、歌詞を見てほしい。)
DJ松永のトラックもR-指定のリリックもどちらも完璧だと思う。
誰かにバカにされようが、自分がこれだと思う武器を見つけろ、そしてその武器を磨いたらいい。
と自分はこの曲を聞いた時そう解釈した。
だが、実際それは非常に難しい事だと思う。
人間だれしも、何かしら長所があるものだがそれを見つけれていない人はごまんといるはずだ。そんな人たちに向けて送っている曲だと思う。
歌詞的にマイナスな事も出てくるが、非常にポジティブな曲だと思う。(なにより曲自体かっこいい。)
是非、今、自分との葛藤がある人に聞いてもらいたい。
スクールカースト下層部だったが、それはそれで良かったし、別に悪いことではないと教えてくれた曲だ。
これぞ、音楽だ。
そう自分は思う。
(ちなみに、R-指定もDJ松永もスクールカースト下層部だ。)
あと、この二人はニッポン放送でラジオもやっている。
そのラジオも非常に面白いので是非聞いてほしい。